日記

毎日編集をしている。それぞれのカットは思った通りに撮れている。が、不思議なことにそれらをつないでみると、まだ映画の全体像が見えてこない。思考錯誤を繰り返しながら、この映画が語ろうとしていることを見つける作業。あるとき、何度も見ている芝居が別の輝きを持ち始める。映画作りって不思議だ。
今日、ようやく一本の映画が見えた。これからまだまだ山場はあるけれど、ホッとする。
6月18日から、『アベックパンチ』が公開される。これは今年の1月に撮った作品だ。初めて原作のある映画を作った。そのことがとてもいい作用を自分にもたらしたと思う。自分一人では発想できなかったことに挑戦することができた。もちろん、それが成功しているかどうかはまだわからない。でもとても大事な可愛い作品に仕上がった。HPはこちら
6月12日には、恒例の文学フリマだ。今回もわがままを言って「Bootleg」にコラムを書かせてもらった。当日は会場にもいますので、是非みなさん遊びに来て下さい。詳しくはこちら
美学校ではアクターズコースが始まり、いよいよ面白いことが起き始めている。