告知と日記

3月27日(土)からポレポレ東中野「R18 LOVE CINEMA SHOWCASE Vol.7」という企画が始まるのですが、30日(火)の『パンツの穴 キラキラ星みつけた!』の上映後に鎮西尚一監督とトークをします。楽しい話ができればいいなぁ。

最近、街を散歩していると、長年やってた店がなくなったり、商店や家が取り壊されているのが目につく。人間の作ったものだからどんどんなくなればいいと思うんだけど、自分も小さな人間でしかないので寂しくなってしまう。西荻駅前のパチンコ屋、あのオレンジの壁面がなくなったのは、本当に悲しい。子どもの頃、田舎から帰って来て中央線の窓からあの建物と電飾が見えると、「西荻に帰って来た」という思いに駆られたもんだ。

●3月6日(土)
運動をやってないので、体重が増加傾向に転じてきた。まずい。朝、ヨガをする。生徒のシナリオの講評を書く。「新潮」を購入。夜、新宿でゼミ生と飲む。二軒ハシゴしたあと、一人でG街へ。いろんな人に遭遇した気がするが記憶が曖昧。朝、帰宅。体重はからず。
●3月7日(日)
昼、ぷあんへ行く。今年初。カオソイおいしい。帰って、なにか映画でも観ようと思って、『ホテトル天使 恥辱の罠』を観る。以前から、車の走る大きな通りを人物が横切る場面って日本映画であんまり見かけないな、と根拠なく思ってたんだけど、それがあった。で、なんか不吉な思いに駆られて観ていたら、やっぱり二度目にやばいことが起きた。まるでヨーロッパで撮られたような映画だった。ひさしぶりに餃子を作る。フードプロセッサを入手したので、使ってみると非常に便利。しかも食感がいい。今月号の「新潮」に掲載されている大澤信亮の「批評と殺生――北大路魯山人」を読む。「食」を通した他者論。「生きるために食べていたつもりが、殺されるために食べていた、というか、すでに殺されて自然の一部となった肉片が、自然の先端において、私たちを食べている。これが食事の形式である。このとき、食物と自己が、相互的かつ同時的に、目的であり手段となる」。映画を作る上で参考になる他者論だと感じた。自分の中で勝手に、カントとブレッソン大和屋竺が繋がる。夜、ヨガをする。53.7kg、18.2%。

●3月8日(月)
午前中、運動。維持するためにも努力が必要なんだな。午後、新宿一丁目に行く。Pと雑談。帰宅して、余ったひき肉をどうしようかと考えて、椎茸の肉詰めとピーマンの肉詰めを作ることにした。夜、最近書いた脚本を家人に読ませる。感想と疑問点を聞いて「なるほど」と思う。一般の観客はそう思うだろうな、と感じ、直しの方針が見える。アマンダ・プラマーからメール。引っ越したらしい。54.1kg、16.2%。うう……。
●3月9日(火)
午前中、運動を増やす。特に有酸素運動を強化。昨日からずっと家にいる時間は、確定申告のための作業。実はわかってなくて、家人に命じられるままに、会計ソフトに数字を入力し続けている。で、今年はe-Taxとかいうのをやるらしくて、区役所に行って住基カードを作り、ヨドバシでカードリーダーを買う。twitterのTLを眺めていたら、神聖かまってちゃんの話題があって、そういえばと思い、iTunes storeを覗くと、「ロックンロールは鳴り止まないっ」が無料DLで配信されていたので入手。感傷的だけど大好きな曲。ライブも行きたいな。53.0kg、17.1%。1kgくらい簡単に増減するんだな。