楽しい映画

角川で井口昇監督の新作『ロボゲイシャ』の試写。傑作。井口監督の映画ははずれがない。なんというか、井口作品のような映画がかつては「フツー」にあったんだと思う。日本だけじゃなくてあちこちで。ホント、目を楽しませてくれる。『片腕マシンガール』も傑作だったけど、こっちはゴア描写がないぶん間口が広くなっている(あ、でもビルを破壊すると血が吹き出るという描写がある。あれには驚いた。すごい発見だと思う)。それがいい。子供たちは毎週井口さんの映画を観るべきだ。映画じゃなくても、テレビでなにかシリーズものやって欲しいな。『5年3組魔法組』みたいな。そして大人になったとき、「あれ、全部井口昇って人が作ったんだ……」と振り返ればいい。
公式HP→http://robogeisha.com/


夜は美学校。高等科。シナリオ講評。今年は全体的にパッとしなかった、と伝える。そんなことを言う講師を罵倒するような映画を勝手にどんどん作って欲しい。