友だちの本の宣伝

そういえば、こないだ「TRASH-UP!」のメンバーと飲んだとき、真魚八重子さんも一緒だった。近々発売される単行本の見本刷りを見せてくれた。執筆者の中には映画美学校で同期の鷲谷花さんもいる。みんな活躍してるなぁ。

『戦う女たち―日本映画の女性アクション』

剣を取り、髪振り乱してスクリーンに跳躍する、強く、美しき女たち。日本映画の歴史を彩る、絢爛たるその系譜を総覧!

戦前のヴァンプ・化け猫映画女剣劇から、『緋牡丹博徒』、『女必殺拳』、ピンキーヴァイオレンス、そして『バトル・ロワイヤル』、『セーラームーン』まで。

<目次>

女の戦いはなぜ悲しいのか(四方田犬彦)

撮影所時代の「女性アクション映画」(鷲谷花)

視線と眩暈(めまい)――美空ひばりの異性装時代劇(板倉史明)

緋牡丹お竜論(斉藤綾子)

アクション・ヒロインとしての安田道代――「女股旅時代劇」までの道程を中心に(志村三代子)

気高き裸身の娘たち――東映ピンキーヴァイオレンス(真魚八重子)

志穂美悦子 必殺・追跡・13階段(四方田犬彦)

東京ローカルとしての「女性アクション」(内藤誠)

ポスト撮影所時代の「女性アクション映画」(鷲谷花)

「美」に抗うアニメーション――「セーラームーン」以後の少女アクション(石田美紀)

戦う女たち――日本映画の女性アクション

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でも、この表紙……いや、なにも言うまい。きっと内容は素晴らしいのだろう。