不思議だ

気分転換に散歩に出かける以外はずっと家にこもって、ホンを書く(第二稿)。枠組みが見えていても、実際に場面を描く段になると、なにも見えていなかったことに気づく。毎回のこと。そういえば先日生徒と一緒にエチュードをしていたときに、何度か同じ設定で芝居を作っていたら、誰もが思いもしなかったセリフが不意にその場で生まれた。ホンを書くときにも似たようなことがある。ああいうのは不思議だ。物語が構造だけではとらえられないと、現場で実感するときだ。
結局、朝までかかって書きあげる。仮眠をとって、見直し・微調整をすることにする。