ノート問題
パソコンは家にあるのだから家で仕事をすればいいのだけれど、子どものころから落ち着きのない俺はついつい散歩がてら喫茶店に行ってしまう。散歩しながら考えて喫茶店へ入りそこでノートにまとめ、また考えが混乱してくるので散歩して、別の喫茶店に入るか公園のベンチでノートを開く……。
一時期、ノートパソコンを持ち歩いたこともあったけど、電器店の店頭で持ってみた印象と、毎日鞄に入れて持ち歩くのとでは全然違う。どんなに軽くても、ノートパソコンはかさばる。最近話題のポメラが出たときには「お」と思った。これは結構軽くていいんじゃないか。しかし俺はその直前に携帯電話用の折りたたみ式のキーボードを購入していた。これはかなり軽い。……が、落とし穴としては、やっぱり使い勝手が悪い。携帯電話のディスプレーは長文を書くにはやっぱり適していない。
なんだかんだ言って、携帯性と利便性をもっとも持ち合わせているのは紙とペンだ。
と思っていたら、意外なツールに出会ってしまった。
Pentelから出ている「エアペンミニ」という製品。ボールペンとメモリーユニットの組み合わせで、紙に普通のペンと同じように字なり図形なりを書くと、メモリーユニットが筆跡を認識してデータとして保存してくれる。で、メモリーユニットをUSBでパソコンにつないでデータをとりこみ、専用のソフトで読み込むと、紙の上に書いた筆跡が画像として再現される。更にその手書きの筆跡を認識してテキストデータに変換してくれる*1。なんて便利なんだ！
う〜ん。文房具好きの俺としては2009年最大の収穫かもしれない。
ぺんてる 手のひらサイズのコンパクトデジタルペン airpenMINI
posted with amazlet at 09.07.15
http://d.hatena.ne.jp/inazuma2006/20070608/p3
http://taraga.at.infoseek.co.jp/movie_japan/Vcinema/report/the_stalker.html
*1:俺の字は汚いので別の文字に誤認識されてしまうことが多いけど
