多摩

京王永山へ。映画祭TAMA CINEMA FORUMで、『下女』上映。二度目の鑑賞。その後、高橋洋さんとトーク。司会の子がちょっとテンパってて、いきなり高橋さんに「では、キム・ギヨン監督について解説していただきます」と振り、隣でその無茶振りに微かに動揺する高橋さん。思わずその場で爆笑しそうになる。その後、『殺人蝶を追う女』の上映。すごい映画だった……。死人のほうが生きてる人間より生気に溢れてるっていうのはどういうことなんだろう。高橋さんが、キム・ギヨンは死にとりつかれていたのではないか、と言っていたが、確かにそうかもしれない。
西荻に戻り、高橋さんと「TRASH UP!!」のメンバーと韓国料理を食いに行く。お店の女の子、キム・ギヨンを知っている、と以前言っていたので、詳しく聞こうと思いテーブルに来てもらう。が、実はキム・ギドクと取り違えていたことが判明。なーんだ。やっぱりキム・ギヨンが韓国ではポピュラーになっている、というのは俺の勘違いだった。まあしかしその子から色々と個人史を聞かせてもらい、それはそれでとても面白かった。あと、その子が「ポン・ジュノはつまらない。もっと感情をストレートに描けばいいのに、かっこだけつけて内容がない」と罵倒してたら、高橋さんが意を得たりと頷いていた。『母なる証明』は確かにあまり面白くなかった。でも、韓国ではヒットしてるんだよね、『グエムル』とか。と尋ねると、「なんとなく話題になるから」と身も蓋もない答え。「『グエムル』つまらないよー」と繰り返すその子が好きな映画は、『猟奇的な彼女』らしい。
ところで、こないだの醜態写真のありかが判明。一緒に飲んでたヨシキさんが教えてくれた。ありがと〜。
http://blog.livedoor.jp/buckhorn_kazuno/archives/885342.html